TOP
アマチュア無線
カタログ
自作,実験
レストア
電信
アワード他
フィールド
QRP他
資格
英語
KW免許
障害対策
無線機
リニア
周辺機器
タワー
経緯
建設記1
建設記2
アンテナ
リモート
My Shack
パソコン
バイク
カヌー, カヤック
書籍
趣味と実益
ブログ
プロフィール
リンク
サイトマップ
メール
タワー建設までの経緯

1979年〜1983年
中学生時代の1979年に開局し高校卒業までの4年間だけアクティブにアマチュア無線活動をしていた。開局当時は7MHzがフルサイズ, 3.5MHzが短縮の逆Vダイポールを60坪の敷地, L字型平屋住宅の屋根の上を這うように設置していた。アンテナ線が屋根から2mの高さと極端に低く建物, 大地の影響を受けることで当然ながら電波が真上に放射されるようなイメージだったため, 7MHzでは近県の局が良く聞こえたものだ(当初7MHzは近距離交信用の周波数だと信じていたほど)。同時期に開局した親友(JR7HTZ)がグランドプレーンだったため, 垂直方向の放射角, 水平方向の指向性が異なり21MHzでのDX収集では全く私に勝ち目が無かった。その後, 高校時代に親のスネかじりで八木アンテナを上げさせてもらうことになり, 建築したばかりの2階の屋根にルーフタワーを設置して21MHzの3エレHB9CVと28MHzの3エレHB9CVを上げた。相変わらず高さが無かっがそれでも4エレ相当のフルサイズ八木(しかも回転する!…って当たり前か)の威力はもの凄くそれまで全く聞くことすら出来なかったヨーロッパ(ドイツ)の局と交信出来た(西側に高い山があったためヨーロッパ方面は元々不利)。そのような経験があったため子供のころから高いタワーと多素子の大型HFアンテナには人一倍強い思い入れがあった。

2006年〜2007年
あれから23年が経ち, 生まれながらの借地, 借家暮らしからようやく抜け出しマイホームを新築する運びとなった。どうせ建てるなら田舎でも良いので広い敷地にしようと思い不動産屋さんに無理をお願いしたところ300坪の広さで回りに家が少ない土地を探し出して頂いた。あれやこれやで2006年12月に念願のマイホームが完成。いざ住み始めてみてシャックも完成しかけてくるとやっぱりタワーとアンテナが欲しいとの欲求が抑えきれなくなってきたため, 意を決して2007年3月からタワー, アンテナ建設の準備を開始した。

2007年
当初, タワーはクリエートデザイン社のKT15RまたはKT18Rを1基建てるつもりだったが, 住んでいるところが結構風が強く不安があったこととクランクアップタワーに憧れがあったため, クランクアップタワーを候補に見積もりを計算してみたが非常に高額で断念しかけた。そんな中, ヤフオクにFTI社のクランクアップタワー(FDX-472J)の出物があり入札してみたが九州での出品に対して東北からの入札では送料が落札額以上となる恐れがあり高額の入札が出来ず結局落札出来なかった(落札額35万円程度だった)。しかし, この経験から東北管内でクランクアップタワーを譲ってくれる人がいるかも知れないと思い経ちネットの掲示板(Web版「ハム交換室」)で購入希望を出したところ宮城県の方(実際は神奈川県在住で宮城県は別宅)からFTI社のLM-470Dとアンテナ群を譲っても良いとご連絡を頂いた。その後, とんとん拍子に話が進み無事一式をお譲り頂くことになった。この件に気を良くした私は, どうせ建てるなら場所もあるし, 一緒に工事した方が安上がりだし, もう1機タワーを建てよう!と決意しネットの掲示板(Yahoo! なんでも交換)で希望を出したところ, またまた幸運にも宮城県の方から自立タワー(馬場製作所のBT-7)を譲って頂くことになった。その後, タワーに乗せるアンテナの選定を進めていたが, 第1タワーに乗せる八木アンテナが3本になってしまいアンテナ間の干渉が大きくなりそうだ思いVHF/UHF系のアンテナを別のタワー(第3タワー)に乗せたいと考えるようになった。また, 配線の量が多くシャックまでの引き回しに頑丈な中継ポールが必要になったため, 第3タワーの増設を決意するに至ったが, そうこうしているうちにヤフオクでKT15Cの基礎部無しが山形県の方から出品されたことを確認し無事落札することが出来た。

我が家で建設した3基のタワー全てが中古のものとなった。3基ともJAコールのOM様から譲って頂いたもので, 貴重な財産を後世のハム世代に受け継ぐ架け橋になれたと思う。なお, 3基ともネットを通じて入手することが出来た。ネットが無ければ半年の単期間で3基ものタワーを入手することは出来無かったと思う。ネットが強力な武器であることを改めて痛感した。


タワー建設記 第1, 第2タワー (作成中)

ページ TOP