書籍 業務用無線機器

 最終更新日 2011/12/27

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金道 英雄
日本の業務用受信機 16版
A4 327ページ 5800円(送料別)

 日本の業務用受信機 16版 日本無線/JRC NRD-71の解説ページ

はじめに
 プロの現場で使用されてきた、いわゆる業務用受信機はアマチュアにとっては高値の華で、従来はとても手に入る物ではなかった。真空管の時代においては、アマチュア用のメーカ品、ましては自作品と比較すると、ダイアル機構、安定度、周波数読み取り精度はダントツであった。
 筆者は、船の愛好家でもある。初めてNRD−1を入手してから、船舶局関係を中心に活躍してきた、業務用受信機の虜になってしまった。「業務用受信機についてもっと知りたい、多くの機種のデータを紙ベースでいつでも手元で見て調べたい」という、筆者の願望があった。それなら自分で、纏めあげ、後世に資料として残そうと思って作ったのが本書である。
 最初は、1,993年の9月にユーティリティ受信愛好家の団体として、かつては積極的に活動していた AUDX(Association of DXers)の会員用に「日本の業務用受信機」というタイトルでアンリツ、協立電波、JRC の3メーカの受信機について筆者の知りうる範囲で簡単に纏めてみた。
 AUDX が1,994年のハムフェアに初出展したのを機に、誤りの修正、機種の追加、上記3社以外のメーカ機種の洗い出しを行い、第2版として頒布したところ少なからず反響があった。
 その後も1,995〜2,009年と改訂を重ねてきた。雑誌 ラジオの製作1,993年12月号〜1,995年8月にて「各ユーティリティ受信機の世界」で日本の業務用受信機を中心に21回に渡り紹介した。今回も業務用受信機と船が大好きで個人的に長年、色々と調べて来た前版をベースに全国の受信機マニアの協力を得て、2年ぶりに改訂16版として更なる内容の充実を図った。

第16版での主要見直し事項
1. 第15版での誤植を修正し、資料としての正確な内容に努めた。
2. 第15版以降に判明した不明機種、情報を追加した。
3. 船舶局等の画像を追加し、他の貼り込み画像も出来るだけ大きくした。

本書の販売はエイチアンドエム社のホームページ, 秋葉原ラジオセンター内の内田ラジオ, または著者よりヤフーオークションでおこなわれていますが(「日本の業務用受信機」で検索), 出品が無い場合などで本書をご所望の際は当方でも取り次ぎしますのでご連絡下さい。


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